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今日のトミー ~NYハーレム便り~

1年以上
1月10日(水)
by
KimikoHarlem
毎年恒例ハーレムジャズクラブでの年越しパーティを終え、昨年から持ち越していた日本からのジャズ関連のコーディネイトと、ヘア&メイクのコーディネイト、エンタメのコーディネイト、、、が何とか終わったと思ったら、トミーさんも私もすっかり風邪をひいてしまいました・・・。そこで、気分転換も兼ね、フットワークの軽いメンバーを誘って「突然!」NJアトランティック・シティへ行くことにしました。

何故なら、我々のファミリーでもあるTAPダンサー、オマーとダミーシャが、1月18日まで2週間期間限定で、「センチメンタル・ジャーニー」に出演中だから。これは、1950年代のジャズシーンで大活躍したビリー・エクスタインとサラ・ボーンのトリビュートショーで、ビリーそっくりの実の息子フレディ・エクスタインが、当時の貴重なフィルムを上手く取り混ぜながら、ビッグバンドを従え往年のヒット曲をなぞっていく、ラスベガスでも好評を博した華やかなショーです。
当時のショーを盛り上げるのに欠かせなかったTAPダンサーやGOGOダンサーズ。今回のトリビュートでも、オマーたちのタップダンスがショーの華でした。

さて、NYマンハッタンから2時間半で気軽に行けるカジノの街アトランティック・シティ。駐車場設備も完璧なので、週末やホリディシーズンともなると大賑わいのリゾート地なのですが、平日にハッと思いついて出掛けるにも最適のSPOTです。

マンハッタン西42丁目のポートオーソリティ・バスターミナル地下から、グレイハウンドの直行バスで往復75ドル。これを「カジノバス」で申し込むと、なんと大人往復ひとり31ドルになります。しかも、降り際に「バス・ボーナス」として25ドル分のカジノサービスカードがもらえますので、差し引き往復バス代「6ドル」です。

カジノでお金を落としてもらうために、ホテルも破格値。オマケに、各ホテルが顧客確保のために様々なサービスを用意していますので、ホテルのメンバーになると、そこで行われる各種ショーなども「タダ」になったりするんです。

ラスベガスでもウォーカーヒルでも摩ってばかりで全くギャンブラーの素養が無い私のような人は、近くのブランドアウトレットでお買い物するもよし。ちなみにトミーさんは、スロットに座って5分足らずでウン百ドルも当たって上機嫌。ホテルも街もラスベガスほど華やかでゴージャスではありませんが、何しろ近くてリーズナブルですから、突然の気分転換には超オススメです。

ところで、平日カジノバスに乗ると乗客の殆どが黒人。カジノ街では、ドナルド・トランプのホテルやブランド店に紛れて、中華料理のテイクアウトや安ネイルサロンやアフリカン・ブレイディング店・・・等など、見慣れた古い黒人街の風景がたくさん目に入ります。アトランティック・シティ40,500の人口のうち、黒人が占める割合44%、白人27%、ラテン25%・・・NYやフィラデルフィアから近い海岸リゾート地アトランティック・シティは、1976年にギャンブルが合法化され、都市計画が進んで今やラスベガスに次ぐカジノの街となっていますが、その昔は映画「アトランティック・シティ」にも見られるようなドラッグと貧困と犯罪の街でもあったようです。

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1年以上
byTommyTomita

今年もハーレムツアー、ボーカルスクール、音楽ブッキング、各種コーディネイト、執筆活動、、、、、本業をしっかり頑張りますよ!皆さん、どうぞよろしくお願い致します。

日本の皆さんとブラックカルチャーを繋ぐことが私の使命、書くより動く毎日ですが、今年はもう少しブログをマメに更新して、私たちのハーレムでの楽しい楽しい生活を沢山の方々とShareしたいと思っています。果たしてブログを書く時間がどれだけ取れるか、、、お楽しみに!

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1年以上
byKimikoHarlem
ハーレムツアーにコーディネイトやリサーチ、音楽ブッキング、執筆、自分達のコンサート、ボランティアetc.、、お陰様で朝から晩まで忙しくさせていただいて、すっかりブログから遠ざかってしまっているうちに、大変なことが起きてしまいました。
・・・クリスマスの朝、ジェームス・ブラウン(JB)がジョージア州アトランタの病院で亡くなったという訃報。JBは1933年サウス・カロライナ生まれですが、"ハーレム"とは深い深い繋がりがあり、ハーレムの皆に愛されていました。そして今日、JBの遺体は1日限りハーレムのアポロ劇場に運ばれ、一般大衆にその最後の姿を公開、私も参列して参りました。

世界中のファンを悲しませたこの偉大なる破天荒ブラザーの訃報を、ハーレムの超ローカルな視点で見ると・・・。

12月25日(月)未明、JBが亡くなったという知らせで、アポロ劇場の広報担当Ms.Wさん(我々の教会ファミリー)は休日返上でマスコミ対応。アポロ劇場のマーキー(ひさし看板)もスグにJB追悼が掲げられました。ゴスペルグループのボーカルだったJBがファンクソウルの帝王として大スターになっていくきっかけはこのアポロ劇場だったから・・・。
JBの大親友として広く知られる、黒人問題の活動家Rev.アル・シャープトンの行動は素早かった。ジョージアでお葬式が行われる前日の28日に、JBの棺をNYハーレムのアポロ劇場へ1日限り運びたいと涙ながらに発表しました。アル・シャープトンの奥さんキャシーは、元JBのバックコーラスで現在はアポロ劇場のステージ監督、どちらもトミーさんの大切なお友達。

12月27日(水) 今年最後のアポロ劇場アマチュアナイト。1年間のチャンピオン大会Super Top Dogで、会場は立見も出るほどの満席状態。ショーの合間の「アポロレジェンドコーナー」では、1956年のアマチュアナイトチャンピオンであるJBの映像が紹介されて、会場はスタンディングオベーションに。ピエロ役のCPレイシーも得意のJBの物真似で2曲追悼しました。

12月28日(木)1:00pm-8:00pm Public Viewing
最も交通量の多いハーレム一番の繁華街125丁目をNY警察が完全封鎖してしまうほどの人だかりの中、真っ白な馬車でJBの棺がハーレムに到着しました。
6:00pmからPrivateFamilyMemorialということで6時前に劇場に来るように言って頂きましたが、ここはハーレムの住民としてきちんと並ばねば、、、と敢えて行列の最後尾を探すと・・・、なんと125丁目から2ブロック先の127丁目を曲がったプロジェクト(低所得者のアパート群)まで約1Kmの人の波。早朝5時にはもう行列が出来ていたというからJB人気は流石です。"コンサート前に沢山の行列が出来るのが大好きだったJBの為に、もう一度最高の行列を作ってあげたい"というアル・シャープトンの願いどおりとなりました。
寒空の下、4時間後にやっと青いサテンの派手派手スーツに身を包んだJBと対面することが出来ました。昨年ライブで見た頃に比べると随分小さくしぼんでしまったカンジですが、とても73歳とは思えない若々しさ。(遺族の希望により一般の写真撮影は一切禁止の為、こちらのニュースサイトからどうぞ。)時を同じくして亡くなったフォード元大統領のように、新聞の1面を大きく飾ることは出来ませんでしたが、ハーレム住民にとっては、JBのニュースの方が身近で重要。外に向けて大音量でJBの曲や映像を流して1日中追悼している昔ながらの商店と、店の前に集まって踊り狂う一般住民・・・。便乗商売でJBのTシャツ($5-$10)や写真($1-$3)を売り歩く人、寒くなってきたら手袋も販売開始。自分が持っているJBグッズをわざわざ家から持ち出して自慢げに説明して歩く一般のオジサンも沢山出没します。JBのそっくりさんもいれば、ここぞとばかりに派手なスーツと毛皮で繁華街に出てくる人達も・・・このファンキーさがハーレム。
かたや、行列の混雑を迷惑そうに横目で見ながら通り過ぎていく白人やアジア人、商売にならないと愚痴ったりシャッターを下ろす店、、、HarlemSpiritが失われ、こうしたハーレムらしさを理解できない新しい住民が増えて、そのうちどこにでもある普通の街になってしまうのかもしれません。

ジェームス・ブラウンが、ここハーレムをきっかけに活躍し始めたのは、1950年?60年代。マルコムXやキング牧師らが活躍していた、まだまだ黒人差別の厳しかった時代にスターダムにのし上がったJBは黒人の希望と誇り、ハーレムの英雄でした・・・。

Rest in Peace Apollo Legend Godfather of Soul James Brown 1933-2006
God Bless You...

※NYタイムズスクエアのB.B.Kingで予定されていたJBのカウントダウンは、チャカ・カーンが追悼ライブをすることになりました。($95-$250)

※「ハーレムとジェームス・ブラウン」の写真はこちらからご覧いただけます



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今日のトミー ~NYハーレム便り~

作者:tommytomita

今日のトミー ~NYハーレム便り~

NYハーレムに35年住み続けるハーレムで一番有名な日本人、トミー富田のブラックカルチャー満載なブログ.

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